【第1部】基調講演:牧野篤様 (東京大学大学院教育学研究科 教授)
テーマ:「人生をゆたかにする、私とまちのつながり方~人生100年時代の生き方を考える~」
プロフィール:愛知県生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。 名古屋大学助教授・教授を経て、2008年より現職。2013年—20年、東京大学高齢社会総合研究機構副機構長併任。中央教育審議会生涯学習分科会委員・副分科会長。中央教育審議会第4期教育振興基本計画部会委員。農林水産省農村RMO推進研究会アドバイザー。一般財団法人人生100年社会デザイン財団代表理事。
専門の研究領域は、社会教育学・生涯学習論で、人が生活の営みを続け、人が幸せに暮らすために何ができるのかを考えること、とくにコミュニティの自律と住民の学習とのかかわりに関心がある。
【第2部】
テーマ「地域とつながる人生のススメ」
①まつど地域活躍塾の説明
②岩瀬自治会の事例発表&トークセッション
町会活動の担い手不足が声高に謡われる昨今で、様々なサークル活動や催しが行われる岩瀬自治会。大学や松戸駅前エリアマネジメント団体・同じエリアで活動する市民活動団体などとの連携をしています。自治会活動には、対象地区に住んでいなくても参加できるほか、小さな子どもから高齢者はもちろん、外国にルーツを持つ人、社会とつながりづらい人なども受け入れる懐の広さ。これまで地域にあまりつながりがなかった人が、それまでの経験を活かしながら、人や地域とつながることで、社会に対して新たな価値を発揮し、個人としても人生が豊かになる、そんなヒントをお伺いします。
【進行】阿部剛(まつど市民活動サポートセンター センター長)
【ゲスト】
・岩瀬自治会長 神田正昭さん
・岩瀬自治会員 池田学さん(まつど地域活躍塾OB)
・岩瀬自治会員 富田文子さん(子ども部)
新型コロナウイルス感染症の影響や近年多発する気候関連災害の発生、高齢化の加速など、暮らしを取り巻く環境が変化し、地域社会にも多様な課題が生じ、複雑化の様相を呈しています。そのような中で重要になってくるのが、市民の皆様の力です。
地域における課題について行政が全力で解決に取り組むことはもちろんのことですが、松戸に暮らす皆様が、自らの力で地域の課題に対する解決方法を考え、行動していく「地域力」を培っていくことが、今後持続可能なまちづくりを行っていく上で重要となります。すでに松戸市内では、町会・自治会、ボランティア、市民活動団体などが、地域課題を解決するため、幅広い分野で活発に活動を展開しております。
このような活動をより一層拡げていくため、市では2017年に「まつど地域活躍塾」を開講いたしました。これまでに170名以上の方が修了され、受講者一人ひとりがまちづくりの主役として、ご活躍いただいております。当塾では、地域活動をテーマに、講義形式で学び、市内の町会・自治会、NPO等の活動現場で実際に活動を体験することができます。
ぜひ、皆様に受講していただき、地域でのつながり作りや市民同士の支え合いに役立てていただくことで、「地域力」の強い松戸を共に創出していきたいと考えています。
令和5年5月 松戸市長 本郷谷 健次
・一般社団法人コレカラ・サポート 代表理事
・プロジェクトデザイナー
・1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFPⓇ
・グリーフケアアドバイザー
2011年から、相続や財産管理等、高齢期の複雑多岐な悩みを専門家が相談のワンストップサービスを行う「コレカラ・サポート」を設立・運営。
2020年に「超高齢者社会体験ゲーム コミュニティコーピング」を開発し、全国自治体や高校・大学などで普及活動を行っている。
・一般社団法人コレカラ・サポート 代表理事
・プロジェクトデザイナー
・1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFPⓇ
・グリーフケアアドバイザー
2011年から、相続や財産管理等、高齢期の複雑多岐な悩みを専門家が相談のワンストップサービスを行う「コレカラ・サポート」を設立・運営。
2020年に「超高齢者社会体験ゲーム コミュニティコーピング」を開発し、全国自治体や高校・大学などで普及活動を行っている。
・河原塚ことぶき会 会長
河原塚南山自治会のシニアクラブ
会員は51名、平均年齢81.1歳
・南山カフェ 代表
「外に出て顔合わせ、しゃべって、食べる」のが大好きなシニアクラブです。グラウンドゴルフ・ラジオ体操・健康マージャン・散歩会・健康体操や南山カフェなど様々なサークル活動で健康寿命を延ばそうと活動している。
「みんなのダイナー」(子ども食堂)や地域の高齢者を訪問する見守り活動も行っている。
2022年11月から松戸市導入の”グリーンスローモビリティ“を本格運行している。
高齢者が安心していきいきと生活できるようにしたいとみんなで力を合わせて活動している。
五番街ふれあいセンターは808世帯の大型マンションの高齢者の見守りをする団体です。ゴミ出し・声かけ・カレーを食べる会を通して高齢者の安否確認をしています。住民の住民による見守りと最近では介護保険などの相談を受けるようになりました。1人になっても安心してマンションで暮らせるようサポートしています。
五番街ふれあいセンターは808世帯の大型マンションの高齢者の見守りをする団体です。ゴミ出し・声かけ・カレーを食べる会を通して高齢者の安否確認をしています。住民の住民による見守りと最近では介護保険などの相談を受けるようになりました。1人になっても安心してマンションで暮らせるようサポートしています。
・特定非営利活動法人まつどNPO協議会理事
・精神保健福祉士 ・公認心理師
・松戸市子ども若者支援ネットワーク代表
NPO法人や精神科病院、障がいのある人の相談センターなどを経て、地域で暮らす子どもやご家族の生活・心理面の相談センターに勤務。発達障がいや軽度知的障がい、不登校・ひきこもり、児童養護施設などの退所者など、多様な背景のあるこどもや若者・ご家族と付き合う。その経験から、子ども・若者をサポートする関係者が途切れずにつながる必要性を感じ、2018年より官民連携のネットワークづくりを進めている。
・NPO法人さんま 代表理事
・樋野口こども館 館長
主な活動経歴として:こども食堂、こども館の運営。子連れで参加した講座をきっかけに始まった、子どもや子育て家庭へのかかわり。その中から見えてきた子どもたちの現状。子ども一人一人が個人として、大切にされ、生まれた境遇に依らず別け隔てなく安心して過ごし、豊かに成長できる地域社会を緩やかにつくりだしています。
・NPO法人MamaCan 理事長
・まつどでつながるプロジェクト運営協議会 代表
松戸育ち、中3・中2・小5の3人の男の子と3匹の猫の母。独身時代はウェディングプランナーとしてキャリアを積み、妊娠出産を機に専業主婦に。2013年、キャリア時代とのギャップに悩んだ経験から、育児を頑張るママたちもキャリアを生かし女性として輝いてほしいと考え、母親支援の活動をスタート。
2016年に法人化した「NPO法人MamaCan」は、母親自ら運営する当事者団体で、のべ2000人の会員が所属している。個人としては、2019年に「国家資格キャリアコンサルタント」を取得し、女性の就労&起業相談にも着手している。
・NPO法人MamaCan 理事長
・まつどでつながるプロジェクト運営協議会 代表
松戸育ち、中3・中2・小5の3人の男の子と3匹の猫の母。独身時代はウェディングプランナーとしてキャリアを積み、妊娠出産を機に専業主婦に。2013年、キャリア時代とのギャップに悩んだ経験から、育児を頑張るママたちもキャリアを生かし女性として輝いてほしいと考え、母親支援の活動をスタート。
2016年に法人化した「NPO法人MamaCan」は、母親自ら運営する当事者団体で、のべ2000人の会員が所属している。個人としては、2019年に「国家資格キャリアコンサルタント」を取得し、女性の就労&起業相談にも着手している。
アフガニスタンの大地には豊富な果実がたくさん実り、世界一フルーツが美味しいといわれるほどです。
アフガニスタンは40年以上も戦乱や混乱が続いています。幼年期はアフガン社会の混乱の中で農園を営む父親の背中を見て育ちました。国民の8割が農業に従事している農業大国です。銃を持って戦うではなく畑を耕し、種を蒔き、宝石のようなフルーツを育てている農家さんを応援しております。
農家さんと直接契約し、現地の適正価格で購入し、持続的な取引をしています。
日本の皆様にも、太陽の恵みをたくさん受けた母国の名産を楽しんで頂きたいと思います。情勢が不安定なアフガニスタンの農家さんや女性達の就労支援にも繋がります。
アフガニスタンの大地には豊富な果実がたくさん実り、世界一フルーツが美味しいといわれるほどです。
アフガニスタンは40年以上も戦乱や混乱が続いています。幼年期はアフガン社会の混乱の中で農園を営む父親の背中を見て育ちました。国民の8割が農業に従事している農業大国です。銃を持って戦うではなく畑を耕し、種を蒔き、宝石のようなフルーツを育てている農家さんを応援しております。
農家さんと直接契約し、現地の適正価格で購入し、持続的な取引をしています。
日本の皆様にも、太陽の恵みをたくさん受けた母国の名産を楽しんで頂きたいと思います。情勢が不安定なアフガニスタンの農家さんや女性達の就労支援にも繋がります。
・子ども居場所 さくら広場 代表
・自家焙煎珈琲豆販売店 サクラパルティ 代表
・子ども食堂「こむすびキッチン」運営スタッフ
・やきり子育てカフェ つむぎ 運営スタッフ
・矢切地区 民生委員主任児童委員
東京で十数年会社員勤務後、子どもの居場所をつくりたい!と思いたち2017年松戸駅近くに賃貸物件を借り「さくら広場」をはじめました。その居場所の維持のために2019年クラウドファンディングで自家焙煎珈琲豆販売店「サクラパルティ」をスタート!その他、出会った子ども達と一緒にできる事をしていきたいと色々なことにチャレンジしています。
当会は、外国にルーツをもつ小中学生を対象に、真の自立のための日本語及び学習支援活動を行い、広く公益に貢献することを目的としています。
活動内容は、ボランティア・スタッフにより、市内在住の外国人家庭から小中学校に通う子どもを対象として、①自立のための日本語学習、②英国数の基礎学習支援、③高校受験対策支援、④学校、家庭、地域社会との架け橋としての場所を提供し、常盤平、文化ホール、新松戸に教室があります。
NPOが互いに「思い」「課題」を共有しながら連携・協働するアクティブな「場」をつくり、地域課題の解決を目指しています。まつど市民活動サポートセンターの運営、中高生の居場所ポップコーンまつどの運営など
小金原8丁目で2016年2月から始まった松戸市で最初の子ども食堂です。
開催日は毎週土曜日10.00〜15.00、学習支援を柱としていますが小さなお子さん連れの家族や小中学生、高齢者など誰でも参加できる地域の居場所です。
ここでは季節の野菜をふんだんに使った食事をみんなで食べたり遊んだり地域でのつながりを作る役割を果たしています。
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「子ども食堂からその先へ、食と安心を届けよう」を合言葉に、企業・団体・個人の方から食品や日用品の寄付を受け、それを東葛地域6市の約60カ所の子ども食堂や子どものいる家庭に提供しています。必要としているご家庭に食品を届け、つながりを作ることによって孤立を防げればという思いで活動しています。
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まつど地域活躍塾のOBOG有志がつながりを継続していくために立ち上げた団体です。会員の地域での活動・活躍を互いに支援しあったり、会員からの提案を活動につなげ地域の活性化に寄与することを目的としています。(会員は地域活躍塾過去 6年間の修了生の有志 40 名)
〇つながりの会会員間の交流・情報発信
〇つながりの会活動の相互理解と支援
〇SDGs(持続可能開発目標)の普及推進活動→令和5年度松戸市協働事業提案制度
〇健康維持・増進のためのポールウォーキング(PW)普及の試み
まつどでつながるプロジェクトでは様々な地域の情報やサポート、人や場所とのつながりによって子どもや子育ての孤立を防ぐ活動をしています。
子育て情報検索サイト「つながるリンク」や、キッチンカーでの居場所づくり「駄菓子屋カフェくるくる」などの孤立予防を通して『誰もが共に寄り添い、自分らしく生きられる社会』の実現を目指しています。
年齢・障がいの有無を問わず、お子様からご高齢者まで、どなたでもご利用可能な居場所(フリースペース)を開設・運営しております。
社会福祉士・精神保健福祉士が在中しており、 困りごと等の相談にも対応いたします。
イベントの開催や地域の様々な社会資源 (フォーマル , インフォーマル) との連携・協働を行っております。
銀座環境会議は、都市住民の暮らしを変革し、持続可能で循環型の社会をつくることを目的に設立された市民による一般社団法人です。環境活動を通じて松戸を安心で交流のあるまちにすることを目指しています。主な活動は①松戸そらぴかプロジェクト(再生可能エネルギーによる市民発電所)②リフィル松戸(誰でも無料で水が汲める給水スポットづくり)③松戸みんなのみどりプロジェクト(植樹)④SDGs啓発セミナー(講師派遣)です。
岩瀬自治会のモットー: 『明るく楽しいみんなの岩瀬』『来るべき首都直下型大震災にそなえた絆づくり』 ⇒ その実現のために:
岩瀬まつり、岩瀬文化祭などの大きなイベントや健康麻雀クラブ、グランドゴルフ、いわぽんシアターなどの日常的なサークル活動などを通じて、いざというときに自然と手を差し伸べることが出来るような関係づくりや老壮青幼の世代間交流をめざしています。また松戸駅周辺の13の町会自治会からなるボランティア組織「松戸まちづくり会議」に参加して「西口公園ビアガーデン」「ラストサマーフェス&盆踊り」など地域の活性化の活動にも参加しています。
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NPO法人人材パワーアップセンター
高齢者の元気(自立)は社会貢献
松戸市内「いつでも・どこでも・だれでも」身近な場所で高齢者が運動できるよう、高齢者運動指導指導員養成と、教室の普及、元気高齢者で社会貢献する。
主な活動地域 松戸市内 18 教室
都市部にある貴重な森を未来のこどもたちのために残すための活動をしています。
里山保全作業(竹林整備、ゴミ拾い、草刈り、危険木の除去 梅の剪定と収穫。花壇整備)江戸時代から残る門や蔵などの歴史的遺構の保全、活用、展示。(関さんの森エコミュージアムの支援)一般来訪者案内(第3日曜日のみ)。自然観察会。
「みどりと暮らす豊かさ」を実現するために、地権者と行政の理解・協力・応援を得て、市内14ヵ所で森の整備活動をしています。
森の気持ち良さ 自然の移ろいを楽しみながら仲間と一緒に汗を流し、整備の進んだ森を市民の憩いの場 子どもたちの自然体験の場として提供できるよう、各団体がそれぞれ自主的に活動しています。
食品ロスをなくすため、余った食材を必要な人へ届け、みんなが豊かにくらせる社会をつくることをめざしています。
企業や農家から、余った食材を譲り受けて、生活困窮者・ひとり親・支援団体・こども食堂などに届け、提供者の自立する力をつけるサポートをします。食品ロスと生活困窮者をなくす活動です。
①食材支援(直接・郵送・パントリー)
②フードドライブの実施
③地域イベントの実施(主催・他団体共催など)
子ども、子育て家庭が地域の中で安心して暮らしていけるよう地域がゆるやかにつながり見守っていける社会をつくっています。
毎月1回子どもの居場所づくり、子ども食堂の開催をしています。
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レコードを使った音楽回想法のサロン活動と高齢者向け「イキイキ運動教室」の介護予防事業活動を行っています。
全ての高齢者の「心」と「身体」が健康になることを目指しています。
「みどりと暮らす豊かさ」を実現するために、地権者と行政の理解・協力・応援を得て、市内14ヵ所で森の整備活動をしています。
森の気持ち良さ 自然の移ろいを楽しみながら仲間と一緒に汗を流し、整備の進んだ森を市民の憩いの場 子どもたちの自然体験の場として提供できるよう、各団体がそれぞれ自主的に活動しています。
根木内小学校で開催された「おはよう子ども食堂」の様子や、小金原九丁目町会に現役高校生役員2人が誕生したエピソード、小金原地区会街づくり部での取り組みなど、地域と市民活動、また個人と個人がつながり、連携していく中で、子どもが育ち、地域が活性化していく事例をお話いただきました。
【ゲスト①】髙橋亮さん
・こがねはら子ども食堂 代表 ・まつど子ども食堂の会 代表
・千葉県子ども食堂連絡会 代表 ・とうかつ草の根フードバンク 事務局
・NPO法人Matsudo子どもの未来へWithus 代表理事
・「松戸市子どもの学習支援事業」コーディネーター
【ゲスト②】渋谷寛之さん
・小金原地区 地区長
【ゲスト③】元木芳子さん(まつど地域活躍塾OG)
・認定NPO法人外国人の子どものための勉強会 文化ホール教室担当